2018年10月20日土曜日

海山隊の打ち合わせ③

10月19日金曜日・夜

今日は舞台美術制作協力のミーさんと美学校の小部屋をお借りしました。

ミーさんに、「通称・nami」のその後を見せていただきました。

今日打ち合わせの前に、この1週間で町歩きで感じた「境界線」についての写真を送りました。それがこちらでした。








そしてミーさんのnamiの境界線・試作。(一部写真)


この写真ではわからないと思うんですが、
私が街歩きをして境界線に対して思った事が「リズム」でした。ミーさんが試作してくれたものもある規則性(不規則も含めた)「リズム」が何小節に分かれてあるように思いました。後方部に偶然楽譜のホワイトボードがありますが、境界線の向こうにあるものが心地良く見える「リズム」があると良いのではないだろうか?という解釈を思って今日の打ち合わせに望んだのですが、ミーさんが作ってくれたものにもそれがあって、なんだか一致した感じでした。

ミーさんは武蔵美の空間演出科を卒業されているので専門分野ですが、私は素人で手がかりは日常における空間くらいですが、、ミーさんが日常をとても丁寧に見ている方なので話が伝わりました。

と、いうわけでこの実験は持ち帰って続きをそれぞれが分担して考えることとなりました。

帰り道、相変わらずミーさんは月の話をしてました。私たち5月から隔週で会ってるみたいです。なんだかお世話になりっぱなしですみませんと思いました。

〜つづく〜


追記・
画家として考える境界線ってなんだろうとも思いました。
空間として考える事の方が現実味があり実感できるのですが、紙の上でも空間を感じる境界線はあるはずでは・・と思いました。

と、パッと浮かんだのがなぜかニューオーダーのこのジャケットでした。
でも今作ってる空間が境界線の向こう側にある風景だからこの女の人が何をとっているんだろう・・と思ってしまいました。でも何を撮ってるのか?と考えさせる目線の先を想像させてしまうのだから、結局のところ「空間」がその線の先にあるんだな〜とも思いました。


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