2018年11月10日土曜日

海山隊の打ち合わせ⑥

11月10日(土)

今日は美術担当のミーさんと公民館で最終的な打ち合わせ(1歩手前くらい)をしました。名前ダサいけど、ちゃんと海山隊で予約しました。椎木はまた遅刻して、ミーさんが鍵を取りに行ってくれました。受付の人に「海山隊ってなんなんですか?」と聞かれてしまったようです。



だいぶ見えてきていて、しかもちゃんと作ってくれているので安心感がとてもしました。
なんというか本番前の肝がすわってきた感じというのでしょうか。
あとは呼吸を整えて仕上げていく時。実は一番油断してはいけない時期に入りました。



この時期の心と体の持ちようは私にとって課題でもあります。
意識して、緊張とほぐしをどちらもやめないようにしなくてはいけない。
フラットでありながら世界に入っていく、(信じていく)ことを勇気を持ってしていきたい。今回ばかりはそう思いたいです。
さて、主役の踊り、歌、絵はそれぞれの境界線を心地よく触れ合ってどんな景色ができるでしょうか。

2018年10月30日火曜日

海山隊の打ち合わせ⑤

10月26日金曜日

niwacoyaで再びミーさんと試し。
装置の動きを見ました。

ミーさんがnamiを作り上げてきてくれました。
そちらに当日の絵がどのくらいの強さで境界線であるnamiと合うかのバランスを見るために、当て込みとして2年前のライブペイントの布で見てみました。

こうして見ると前の絵は小さい。




今日は具体的にサイズやバミリの話なども出てきて現実味を感じました。

そのほかniwacoyaの笠原さんがアドバイスをくれたり、より起承転結図が進んだ感じでした。ミーさんと帰り道に、最近本当に線を見ちゃうよね、と話になりました。色んな境界線を目で追ってしまう、海山隊・美術部でした。(ミーさんは月をやっぱり見てました。)

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そしてその2日後 演出の企画書を修正。ぼんやりとしていた物語の輪郭が少しはっきりと浮かんできました。



2018年10月21日日曜日

海山隊の打ち合わせ④

10月21日日曜日。
今日の打ち合わせはなんと1人ぼっちでした!(笑)
東部公民館を借りてやらせてもらいましたが、団体名に椎木彩子って書いたら黒板に椎木彩子の会って書いてありました。そんな会はないです。

ミーさんから預かってきた試しの通称namiを使い試してみました。




・無音状態の時の環境音 →なでる、くぐるの音
・色づけの階層
・洗剤混合絵の具の場合と、水のみの絵の具の使い分け
・支持体としてのnami
・起承転結の結につながる動作。
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・起承転結の起と結の案

など意外と出てきました!

やっぱり空間の事は空間で考えると良い?

2018年10月20日土曜日

海山隊の打ち合わせ③

10月19日金曜日・夜

今日は舞台美術制作協力のミーさんと美学校の小部屋をお借りしました。

ミーさんに、「通称・nami」のその後を見せていただきました。

今日打ち合わせの前に、この1週間で町歩きで感じた「境界線」についての写真を送りました。それがこちらでした。








そしてミーさんのnamiの境界線・試作。(一部写真)


この写真ではわからないと思うんですが、
私が街歩きをして境界線に対して思った事が「リズム」でした。ミーさんが試作してくれたものもある規則性(不規則も含めた)「リズム」が何小節に分かれてあるように思いました。後方部に偶然楽譜のホワイトボードがありますが、境界線の向こうにあるものが心地良く見える「リズム」があると良いのではないだろうか?という解釈を思って今日の打ち合わせに望んだのですが、ミーさんが作ってくれたものにもそれがあって、なんだか一致した感じでした。

ミーさんは武蔵美の空間演出科を卒業されているので専門分野ですが、私は素人で手がかりは日常における空間くらいですが、、ミーさんが日常をとても丁寧に見ている方なので話が伝わりました。

と、いうわけでこの実験は持ち帰って続きをそれぞれが分担して考えることとなりました。

帰り道、相変わらずミーさんは月の話をしてました。私たち5月から隔週で会ってるみたいです。なんだかお世話になりっぱなしですみませんと思いました。

〜つづく〜


追記・
画家として考える境界線ってなんだろうとも思いました。
空間として考える事の方が現実味があり実感できるのですが、紙の上でも空間を感じる境界線はあるはずでは・・と思いました。

と、パッと浮かんだのがなぜかニューオーダーのこのジャケットでした。
でも今作ってる空間が境界線の向こう側にある風景だからこの女の人が何をとっているんだろう・・と思ってしまいました。でも何を撮ってるのか?と考えさせる目線の先を想像させてしまうのだから、結局のところ「空間」がその線の先にあるんだな〜とも思いました。


2018年10月13日土曜日

椎木の展示について


海山隊・主催の個展情報です。

11/18の公演にも重なってくる内容なのですが、
今回も海山隊は主催の個展でイベント公演として行います。


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個展のテーマ
「知っている場所を知らないふりして歩く」

2015年に発表した「どこでもない」シリーズの延長線上にある、今の椎木の解釈です。
東京とソウル開催予定です。

こちらの話も少しづつ綴っていこうと思います。








海山隊の打ち合わせ②

10月13日

ニワコヤで舞台美術協力ミーさんとテストしました。

3本の線(通称nami)をミーさんが作ります。
キーワードをメモりながら、共有の景色をさぐりました。


・透明感
・かわいすぎない
・雲?波
・テープの光
・視界をちょうどいいくらいにふさぐ
・奥行き
・景色
・丘の上で見た山形の山並み
・鎌倉の記憶


ライブペインティングの絵は4メートルのパノラマになりそうです。


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公演名
「色をおよいで、音をたべる」
2018年11月18日(日)
場所・仙川niwacoya
ひる公演
open 14:30 start15:00
よる公演
open 17:30 start18:00
料金 2,500円+1drink
(おむすびとお土産つき) 
出演 #椎木彩子 (絵) #長谷川宝子(踊り) #池間由布子 (歌)
予約先 shiikisaiko2@gmail.com






2018年10月6日土曜日

海山隊の打ち合わせ①

10月5日

山隊の打ち合わせ初日。
ニワコヤに集まる。
時間どおりに来るのは宝子さんだけだった。
ごめんなさい。
公演の構成を話す。みんな家みたいにくつろぐ。ちゃんと話す時間もありつつお菓子をたくさん食べる海山隊。
その後、舞台美術協力Mさんとサイゼリアの閉店時間まで話す。夜道を歩きながら構想。

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海山隊を少しご紹介します。今日は踊りと歌。


・長谷川宝子さん(舞踏家)

吉田省念「晴れ男」PVより


渋さ知らズオーケストラ本多工務店のテーマより





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・池間由布子さん(歌とギター)

「ぜんぶウソみたい」




「雨はやんだ」



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公演名
「色をおよいで、音をたべる」
2018年11月18日(日)
場所・仙川niwacoya
ひる公演
open 14:30 start15:00
よる公演
open 17:30 start18:00
料金 2,500円+1drink
(おむすびとお土産つき) 
出演 #椎木彩子 (絵) #長谷川宝子(踊り) #池間由布子 (歌)
予約先 shiikisaiko2@gmail.com



お待ちしてます。